日曜日の検査に行ってきた。

2月の間、毎週日曜日に行われている「HIVおよび性行為感染症の無料検査」が始まりました。
早速、体験した人が、手記を寄せてくれました。

ほかの人からも「ゲイの人しか来ないので、安心感がもてた」という感想が多かったようです。
平日に検査を受けるのがむずかしい人や、なんとなくゲイ以外の人と会うのがいやな人も、安心して検査を受けられる機会です。

保健所で検査を担当している人たちは、ゲイについて、MSMについて、十分に理解のある方々です。
だから、プライバシーが漏れたり、いろいろと心配してしまうようなことは、ありません。安心してください。

以下、第1回目の日曜日に検査を受けたイケメン君が寄せてくれた手記です。検査は、2月いっぱい、毎週日曜日です。

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日曜日の検査に行ってきた。

平日は仕事でなかなかHIV検査に行けない僕は、ゲイを対象にした日曜検査があることを知りさっそく予約の電話をした。

電話で「日曜検査を受けたいんですけ?」というと、特に「ゲイですか?」とも聞かれずスムーズに事が進んだ。
梅毒、B型肝炎、C型肝炎、クラミジアの検査も同時に無料で受けられるとのことなので全て受ける事にした。
その日曜日は夕方から用事があったので出かけるついでに行こうと14時半にイニシャルで予約(検査は匿名で受けられる)

当日、中央保健所の駐車場に車を止め、正面玄関から保健所に入る。
すぐに案内版が設置されていて第1相談室が左の方にあることと、この日の受付、検査技師、医師が誰であるかわかるようになっていた。
医師の名前は二つ、一人は女性でもう一人は男性であった。
男性医師の名字は見たことがないモノでナイチャーなのかな?ちょっと期待(笑)

第1相談室では個室に通され検査の説明と問診票の記入などを行った。
クラミジアは検査結果は後日になるらしく、改めて来所するか郵送(自己負担)ということだったので、送ってもらうことにした。
保健所の向いにある那覇東郵便局で80円切手を購入し、保健所で準備されている封筒(特に保健所の名前などは印刷されていなかった)に自分で住所、氏名を書き受付の方に提出した。これは担当の方が保管し、郵送してしまえば個人は特定できないようになっているとのことで安心した。

それから、向いにある採血室に案内されそこで検査技師による採血と医師による咽頭ぬぐい液採取(長い綿棒みたいな物で喉から液を拭き取られる)なるものが行われた。医師は男性医師の方で、歳の頃は30代半ばだろうか?まーまーイケた。
そんなことよりも検査技師のおばちゃん(ごめんなさい)がとても親切にしてくれて気持ちがよかった。
続いて採尿だ!ずっと我慢していたので(尿道クラミジア感染症の検査もため2時間排尿できない)放尿は気持ちよかった~。

クラミジア以外の検査結果を聞けるのは1時間後の15時40分とのことだったので、任意のアンケートをロビーに設置されていた記入台で書き回収箱に投函。
まだ、時間があったのですぐ近くにある県立図書館で時間を潰すことに。
ちょうど調べたい事もあったので待ち時間も有意義に過ごす事ができた。

時間になったので再度第1相談室へ行きさっきもらった検査結果説明票を提出。
問診票を記入した部屋とは違う個室に通され、医師を待つ。
入ってきたのは先程の男性医師で、淡々と検査の結果を告げてくれる。
最後に「何か質問はありますか?」とのこと。
思わず「先生は男イケますか?」と聞きそうになるが、我慢!我慢!
「特にありません」と答える。
初日で空いていたのか他の受検者とは全然会わなかった。
あとは後日送られてくるクラミジアの結果を待つだけだ。

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※2月の毎週日曜日、午前10時から15時に実施します。電話による予約(Tel.854-1007)が必要です。

くわしくは、こちらをご覧ください。