2011年に県内で新たに報告があったエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者数が24人で、1987年に統計をまとめ始めてから過去2番目に多かった。
24人のうち男性が22人で、17人は男性同士の性的接触によって感染していた。30代8人、40代6人、20代5人。過去最多は07年の32人だった。
発症して初めて分かった患者(エイズ患者)は、11人で過去最多で、人口10万人当たりの報告数では沖縄が0・78人で、大阪府や愛知県、東京都など都市圏を上回り、全国最多となった。
また、県内HIV感染者報告は13人で同比0・92人と全国で6番目に多い。
県内における男性同性間のHIV感染は深刻な状態にある。
HIVの感染予防をするには・アナルセックスではコンドームを使用する・精液を口に含んだり、飲んだりしない・歯ブラシやカミソリを一緒に使わない・注射の回し打ちをしない。などがある。
またエイズを発症してからの患者数が多いことから、HIV検査を積極的に受検する必要がある。
HIVに感染していても早期発見・治療で今までと変わらない生活をすることができる。
nankirでは、6月からゲイのためのHIV・性感染症無料検査キャンペーンを開始しました。
今回は中央保健所もしくは南部福祉保健所に専用カードを受付時に提示するとHIVはもちろん、梅毒・B型肝炎(抗原 抗体)・クラミジアを受検できます。通常だと全ての検査をすると費用が5000円かかります。
【専用カードは以下の場所から貰えます】
ゲイバー、発展場、コミュニティセンター「mabui」に設置してある専用カードもしくはhttp://nankr.jp/?page_id=878のアドレスから取得できる電子カード。